個人的なメモ 論理から見た絵と言語

ボクは写真という表現方法をとっている。
言葉でも絵でも映像でも音楽でも他のいかなる表現方法でもなく写真というものを選択して純粋なる写真かどうかはわからないがとにかく写真を選んだわけである。

写真とは関係ないのだが最近読んでいる本で表現に関するとても興味深い事が書いてあったのでメモ代わりにここに書き込んでおこうと思う。

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ウィトゲンシュタインはこう考えた—哲学的思考の全軌跡1912‐1951
絵画と言語は、我々に無限の意味を与えることのでくる二つの形式である。絵画は意味を持ち、何かを語る。しかし、絵画の意味を限定することも、語り尽くすころもできない。それは、絵画の「語り」と「意味」が、言語とは別の次元に存在し、絵画の伝える「思考」が論理空間には存在しないものだからである。論理空間が可能な思考と存在の限界であるとすれば、絵画の意味とは思考可能な宇宙の内部でないところに存在する何かなのである。絵画は意味を持つが、我々はそれを思考できない。絵画は論理を有しないが故に論理空間と無縁であり、まさにそのために言語と思考によって尽くせない意味を有するのである。純粋な絵画は無限の意味を内包する。他方、語られた言葉はどのように短いものであれ、思考の全宇宙とともに与えられる。語られた言葉について考える時とは、思考の宇宙のなかで一つの論理的場所について考えることであり、その場所から無数の思考の場所へと伸びる経路について考えることである。言葉で何かを語るとは、無限に広がる思考の経路への入り口を示すことなのである。

著者、鬼界彰夫


ウィトゲンシュタインについて詳しくはこちらをどうぞ
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
哲学について検索してみるだけで面白いです。

ちなみにボクはこの本の内容がばっちり理解できるほどの脳みそはないです。
なんたって今まで劣等生代表として生きてきてますから。

ウィトゲンシュタインはこう考えた—哲学的思考の全軌跡1912‐1951


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by masarumizushima | 2005-05-01 04:39 |

文字と言葉


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