ボクの危険な愛

最近本ばかり紹介してますね。
特に理由もないんですが日常に本が不可欠になってきているようです。
日常と本が密接に繋がっています。

ふと思い出したのがボクの大好きな谷崎潤一郎。
それも痴人の愛
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「悪魔主義」谷崎潤一郎の代表作。カフェの女給から見い出した美少女ナオミに取り憑かれ、破滅へ進んで行く男の物語。

ボクが谷崎潤一郎が大好きになったキッカケの本です。

初めてこの本を読んだ時に衝撃を受けた。
こんなにも本を読んだ事によって感情が爆発することがなかったからだ。

さっき、その時の事を振り返って考えてみた。
あんなにも感情が爆発した原因は谷崎潤一郎の文章がとてもいいというわけではない。
谷崎の文章はとても美しいが痴人の愛ではそこまで文章が綺麗だなという印象はないからだ。
さて何か、と考えた。原因が分かりました。
「感情移入しすぎ」です。これはもう確実。
ボクは谷崎潤一郎が大好きになってから彼の悪魔主義について知りました。
実はボクも悪魔主義なんです。特に女性には。精神的Mです。崇拝しますから。
女性に何を求めるか。色々なものがありますね。笑顔とか優しいとか安心とか数限りない。
ボクの場合、決定的なのは「危険」。他の部分はある程度は許せます。もちろん優しくない人や日常の向上心のない人は問題外ですが。
ずっと気付かないフリしてましたが「危険」らしいです。
どうりで女なんて邪魔なだけだと思っていたわけです。そりゃ写真に恋してるなんて言われちゃいます(涙)
危険は難しいです。バカな女とは違うし、魅力がないと到底出来ないのです。そしてどこか一本大事なネジが外れてないと無理です。そこがバカと紙一重なんです。

そんなわけでナオミにはまっていく主人公の譲治に感情移入しすぎました。
ナオミ恐怖症です。今だにナオミには気をつけろってな感じです。
危険とわかりつつもハマっていく怖さ。まるで麻薬中毒になるように。
その先にあるものは破滅だと分かっているんです。
でも破滅におちいってもいいかなって思っちゃうんです。人はホントに怖いです。
あぁボクはホントにバカです。
ボクは女性で人生が破滅する気がします。これは予言です。
ボクが死んだら笑って下さい。

痴人の愛に興味を持った人はこんなのも見てみて下さい。
谷崎潤一郎 『痴人の愛』レビュー

こんなのもあります。
三島と谷崎はどっちが変態か?ってのに大爆笑。
どっちも好きな僕は当然変態のようです。
谷崎潤一郎『痴人の愛』をゲーム化する!

谷崎潤一郎についてなんですが
母から聞いた話なんですが「痴人の愛」が実話ってホントですか?
知ってる人がいたら教えて下さい。

芦屋市谷崎潤一郎記念館
佐藤春夫との「細君譲渡事件」は伝説です。
佐藤春夫は、1921(大正10)年29歳のとき、谷崎潤一郎の妻 千代子と恋愛関係となり、谷崎は春夫と妻の恋愛をいったんは許し妻を譲ると約束するが、土壇場で翻意(小田原事件)、春夫は谷崎と絶交した。
春夫は、小川タミと結婚をして、谷崎との交友が復活するが、1930(昭和5)年38歳のとき、タミと離婚した。
同年、春夫と千代子の連名で、千代子が長女 鮎子を伴い離別し春夫に嫁ぐ旨を発表。谷崎は千代子夫人と離婚し三者合意を声明した(細君譲渡事件)。

偉人に学ぶ─ダメ人間の美学
↑上のHPは他にも色々な偉人について書いてあってとても面白いですよ。

それにしても80年前の作品とは思えない。


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by masarumizushima | 2005-05-02 23:50 |

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