カテゴリ:写真( 21 )

スライドショー

昨日から、四ツ谷三丁目にあるギャラリー「明るい部屋」でスライドショー形式のグループ展に参加しています。
去年の個展で出した作品のスライドショーですが、動画を混ぜながらの映像になっています。

去年の個展でのトークショーで、写真についての時間性について少しお話をさせていただきました。
セーヌ川で煌めく光を瞬間的に捉える中にも、1秒や何十分の一秒がフィルムに焼き付けられると。
今回、動画を混ぜることによって、その時間性というのはより明確になるのではないかと思っています。


もし、お近くに行かれることがあれば、足をお運び下さい。



開催期間
3月30日〜4月11日


ギャラリーの一周年記念パーティも開催されるので、良ければ是非。

★  4月10日(土)20時〜
 予約不要・参加無料です。
 お気軽にお越し下さい。


企画ギャラリー 明るい部屋
〒160-0018
東京都新宿区須賀町1番 村越ビル2F
TEL : 03-6380-5696 FAX : 03-6380-5697





続いて、ちょっと先の話になりますが、
7月6日から、同月24日まで神保町にて個展をします。


atelites art lab.
東京都千代田区神田神保町1-15 木下第二ビル2F

tel: 03-5467-7281
info@satelites.jp



こちらはセーヌ川の作品をメインに、過去の作品と新作を少々展示する予定です。

展示に合わせて日本に帰国しますので、ぜひおいで下さい。
オープニングパーティーの日には在廊する予定です。


他に、6月にパリでグループ展に参加する予定です。


それはまた追々。
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by masarumizushima | 2010-03-31 17:01 | 写真

光の色と街の色


パリの街頭はオレンジ色が多い。
古い街頭が残っている地域はまるでタイムスリップしたかのように優しい光で僕たちを包んでくれる。

そのパリに初めてガス灯が点灯したのは第二帝政期。ちょうどボードレールがいた時代である。それまで夜は暗く闇によって閉ざされていた世界が言葉の通り光を浴びて輝き出し、闇に乗じて行われる犯罪から多少は解放され夜の散歩が流行し出した。
パリの都市が皇帝のナポレオン三世と市長のオスマンによって改造され現在のパリの形に整備されたのもこの第二帝政期。その前までパリンの中心に位置するシテ島は貧困層の溜まり場だったらしい。
夜中に散歩中にこの街頭を見ると自分自身が第二帝政期のパリにいるような気分になる。電球がガス灯に変わり、車は目線から消える。残る石造りの建物とオレンジ色の光はボードレールが詩を書いていた情景を身近なものしてくれる。
印象派が生まれたのは第二帝政期の直後、この時代に近代魔術を代表するエリファス・レヴィが生まれ魔術を復興させ後の印象派に代表される芸術家に多くの影響を与えているのではないかと僕は思っている。少なくともボードレールやランボーなどの詩人や作家はその神秘的世界の影響を受けている。それは街頭がなかった時代の名残なのかもしれない。

日本は基本的に蛍光灯。
それだけで大きく違うのだけど、僕は蛍光灯のような色も好きなのかもしれないとこの頃になって思う。正確には蛍光灯に入っているグリーンは嫌い。
この蛍光灯は現代を象徴する光な気がする。
陰をなくすように光は乱反射しながら僕を包む。浮かび出されるイメージはその場所から隔離され混合される事は無い。物体は物体としてそこにあり、情緒を超越した所にその物体を運ぶ。それも時が経ち哀愁をおびて情緒的に変化しはじめる。
新しい物を吸収し混沌としながらも存在する左翼的発想が基本の日本という国は面白い。
蛍光灯というよりもあの色が好きなのかもしれない。
光に色があると思っていなかった頃、何も考える事なく光の色は蛍光灯の色だった。白熱電球は妙に古くさくて貧乏臭いと感じていた。
時代は蛍光灯で未来は蛍光灯によって存在した。

街を彩る多色のネオンはこれからやってくる新時代的で未来的な印象を今になっても僕らに与えてくれる。その過去においての未来のイメージそのものもまとめて過去のものとして捉える事が出来るが、その無機質で何の暖かみもなく物事と関わろうとする便器文化の象徴の一つがこの蛍光灯である。
その無機質で無感情的な所が僕は好きである。
無機質の存在は有機物をその場から浮き彫りにする。夜の公園では遊具が怪しく光り輝き、土や動物や人を滑稽な存在にする。



そもそも人工的な光によって街を照らすということは自然な事ではない。しかしそこに存在していることは自然な事。そこに人間の息吹を与えるということは光という人工物での自然に対する着色なのではないだろうか。




光の着色でまず思いつくのがアミアンの大聖堂の光のインスタレーション。
この写真で色がついている部分はすべて光によって着色されていて、普段の色は白。
このインスタレーションを見てからというもの僕の大聖堂を見る目が変わり、今まで以上に生々しく見れたというのは言うまでもない。



蛍光灯を使った芸術家といえばDan Flavinが出てくるのではないだろうか。アメリカ人の彼の作品を見る事が出来たのは去年の回覧展が最初だったのだが、素晴らしかった。


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Dan Flavinの展示会。
写真も見れます。


先週の土曜あたりからパリは今更になってやっと天気が良くなってきている。それでも夏という気はしなく、秋の始まりのような気がしてならないのだが、それでも街行く人の表情は明るみを含み、気持ち足取りが軽やかになっているような気がする。
特に土曜の夜などはサタデーナイトフィーバーだった。映画のような退廃的な匂いはもちろんないけど、はしゃいでいる若者が印象的であった。
話の中に出て来たノートルダム大聖堂を土曜の夜に作品撮りのついでに撮ってみたのだが、白熱電球と蛍光灯と久しぶりの太陽にはしゃいでしまった若者の姿が写っている。

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雨乞いが成功した原住民もこんな感じなのだろうか。
この写真を見てもわかるように蛍光灯はグリーンになり、白熱電球はオレンジになる。


夜中に高速で街に近づくと街が光輝いているということに感動する。日本でもきっとそう思うのだろうが、フランスの高速が暗いので余計にそう思うのだろうと思う。
パンドラの箱に最後に残った希望は光であったように、光というのは人の心を強くひきつけるのかもしれない。天使が降りてくるのは光の下で、死者が天に昇るのも光の中である。歴史上存在する多くの聖人は光に包まれている。
そんな光をオーラと呼びテレビに出て人気を集めている人もいるようだが、占いの域を超えないように思う。占いというと呪術的になるので今日の話題から外れるのでやめておくが、光は善で闇は悪だというイメージが存在するのは確かなことだろう。
光は心を奪い無心にさせ苦痛を取り除くが、闇は人の心を捉え想像させる事によって人生の辛さを思い出させる。
その光に色があるというのは光を気にしない人には驚く事かもしれない。強い光は全て白になるが、弱くなると色が見えてくる。夕焼けが赤くなったり、日暮れすぐに光が残っている状態が青いのを想像してもらえばわかりやすいかと思う。

光が希望ならば、その希望は決して一つではない。
太陽がなければ日光は存在しないが夜空の星は輝いている。
その希望をつないだ形が星座であるとしたら、闇にのみ想像があるのではなく希望にも創造的な部分がいくらでも存在すると言えるのではないだろうか。
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by masarumizushima | 2007-08-28 06:56 | 写真

アルル 第二回

第一回で終わるんじゃないかと思っていましたが、やってきました第二回。

第二回はアルルの街について

ローマ時代に貿易の拠点として発展したアルルは昔ながらの石造りの町並みに太陽の恵みをいっぱいに受けた街でした。
それこそゴッホが愛した街=ひまわりのイメージのように明るく人も優しい。

僕ら(ボクと友達)がやったことと言えば写真祭も素晴らしかったけれどそれにも増して街の素晴らしさに喜びを感じてしまったせいで、日の出と共にひまわり畑に散歩に行ったり、夜中に満天の星空の下でヒマワリ畑に行ってみたり。
そしてボクは毎日毎日蚊にさされすぎたり。

自然の素晴らしさと人の良さを感じて観光まで満喫してきました。

人の写真やスナップを撮らないボクにしたら、パリよりも撮りたいものが沢山ある。
暮すにはいい街。

今の時点でアルルでの写真祭をいうイベントに行けてよかったと実感しています。
もし、興味のある人がいたらぜひ行ってみて下さい。

アルルの写真祭のHP
http://www.rencontres-arles.com/
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by masarumizushima | 2005-07-30 23:45 | 写真

アルル 第一回

アルルから帰ってきて数日がたってしまいましたが今更ながらアルルでの出来事を写真なしで載せたいと思います。
綺麗な南仏の写真を期待していた人はごめんなさい。

第一回目の今日はアルルでの写真祭について。

日本でアルルの写真祭と言われているものはフランス語の直訳では「アルルでの出会い」と言います。
アルルでの出会いというようにこの写真イベントで何よりもボクが喜びに感じたのは写真を認める許容範囲の広さということでした。
クオリティーや完成度の高いだけのつまらない作品。いわゆる公募展での順位をつけるということではなく写真と出会い、そして写真の面白さを知るということが出来る。
写真を今まで以上に好きになるイベントでした。

展示だけではなく、写真を見せる場所(それも画廊やビエンナーレのディレクターに見せたりする場所)があるので若い人から歳のいった人まで写真を見せに来る。写真の生の現場を直接肌で感じることが出来る。
それに講演会や討論会や講義など色々な事が盛りだくさんで、写真を勉強している人にとってはとても刺激が多い。

展示作品が世界の最先端とかそんな問題はともかくとして、なにはともあれ素晴らしいイベントでした。
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by masarumizushima | 2005-07-21 08:35 | 写真

今月のVOGUE NIPPON

よ〜〜〜〜〜〜〜〜くやったっっっっ!!!!

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表紙 フォトグラファー Craig McDean

Cring McDeanのbiographyはこちら
SHOWstudio - Contributors - Craig McDean
ここで写真が少し見れます。
Craig McDean
事務所
Art Commerce

今回はちゃんと確かめました。
確かにCraig McDean!!!!!

2004/9〜のVOGUE表紙
VOGUE NIPPON / ISSUES
全部ほぼ腰から上でカメラ目線。全部白バック。全部文字の入れている位置が一緒。
タイトルと文字の色がほぼ一緒。タイトルが色を変えてるだけ。

手抜き?ダサっ。
と文句を言いたくなりますが、日本じゃカタログ雑誌しか売れないからしょうがないよね。雑誌は売れなきゃダメですからね。
だからってさ〜(涙)

でも今回のCraig McDeanは制約が多い中でよくやったよ。
すげぇよ!
写真家って出来上がった写真がすべてだから、撮影時の制約とか何だろうが全部責任がきてしまうんですよ。
そんな中でよくやったよ。
写真は彼にしてはイマイチだけどさ。
それでもよくやったよ。

最近いいなと思っていたマドンナの写真も彼が撮っているようです。
Madonna Gallery - Craig McDean
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マドンナのHPからも見れます。
Madonna.com
見かけていいなと思っていた写真が彼の写真だったりします。
ボクは相当彼の写真が好きなようですね。
好きなツボが似てるのかも。

とまぁここまで書いてから気が付いたんですが、確認出来る範囲でVOGUE NIPPONの表紙は彼が撮ってるようです、、、
すごく情けないです。余計に悲しくなりました。
でも彼がいい写真を撮れるのにVOGUE NIPPONでは実力が出せていないことには変りがないですね。

結局は求められないって悲しいねって話でした。



最近blogを移行しようかと計画中です。
とりあえずライブドアで作ってみました。
pumpkinjump(仮)
やはりエキサイトの方が使いやすいです。
とりあえず同時進行でやろうかな?なんて計画中。


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by masarumizushima | 2005-05-05 07:42 | 写真

トップモデル

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表紙のモデルは
ジェマ・ウォード
↑上のリンクはelle japonのサイトで、他のモデルも検索出来るので「この綺麗なモデルは誰?」って調べたい時はご活用下さい。

そんなわけでジェマ・ウォード
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最近エルメスの広告なのでよく見かけますね。そうですね。
ボクは2004年のparis VOGUE aoutのCraig McDeanの写真が大好きで、その時のモデルも彼女なのであります。
現在16歳?!モーニング娘に入れそうな年齢です。でもそんなモーニング娘は見たくないですね。あの時代を象徴するようにパッと出て消えて行く感じが気持ちいいので。
身長は高そうに見えないけど178cmらしいです。童顔のせい?
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この写真だと納得ですね。いや〜さすがです。
そう、最近はドール顔がすごいんすよ。ブームらしいです。
日本だと可愛い子がうけるから日本ウケがものすごく良さそうです。
可愛いという『単語』があまり好きではないボクとしては童顔は判定外。

個人的には彼女の方が好き。

ダリア・ウェーボウィ

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2004年春夏コレクションの出場回数ナンバーワンらしです。
そういえばparis VOGUEにいっぱい出てますね。
paris VOGUE MARSがトップモデル特集だったんですが、その時の表紙も彼女です。

二人共身長が同じくらいでダリアの方が5mm低いってのに驚き。

思いっっっっっっっっっっきり脱線してますが、4月のVOGUE NIPPONの表紙を撮ってるのってCraig McDean?今日、ちょっと覗いてあまりのショックに確認出来なかった。日本にカルチャーショック。
フォトグラファーがダサイとか編集者がダサイとかじゃないです。需要と供給ってやつですね。求められてないんですよ。
ファッションデザイナーは服が売れなきゃいけないんで大変らしいですね。わざとダサクするらしいです。
悲しくなってしまう。

悔しいから最後にエルメスの広告を撮ったフォトグラファーをご紹介

greg kadel

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by masarumizushima | 2005-04-29 06:50 | 写真

我らが隊長っ!

ルーニィ

前に紹介した篠原さんが雷鳥社のphoto365マガジンの取材を受けて次の月曜日に更新されるそうです。
365photoマガジン

今まで登場してきた人は
三好和義
坂田栄一郎
平間至
中村征夫
吉田ルイ子
沢渡朔
ハービー山口

私も前から読んでいるメールマガジンです。
週に一回、月曜に配信されています。

次のフォトステージ(4月26日頃発行)でも額装や、写真の並べ方についてのインタビューが載るそうです。
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by masarumizushima | 2005-04-10 01:46 | 写真

BERGGERのフィルムテスト

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bergger

これから写真好きにしか分からないオタクっぽい話を始めます。ごめんなさい。
そんな毎回毎回女優のサイト紹介はしませんよ。

最近テストしていたフィルムというのがBERGGERのBRF-400。
BERGGERはみなさんご存知(?)の通り、日本では高級印画紙で有名なBERGGERです。
ところがどっこいフランスではコダックより安いんすよ。これが。
そんなわけでそれに気付いてからはBERGGER御用達なのです。
でも、いいかもってくらいでそんなに違いはわからないんだけどね。
じゃあ、使い慣れたコダックじゃなくてBERGGERのフィルムも試しちゃえってな調子でやっております。
使ってみるとTri-Xよりコントラストが高いんですよ。
フィルムのせいなのか撮影時の露出なのか現像のせいなのか泥沼にはまりまくってます。
そこでモノクロの勉強のやり直し。
モノクロ写真なんて白と黒ならいいんだ!ってくらい適当な私にとってはモノクロ好きの方々の研究成果を見させていただくと口をぽか〜んと開けるしかないですね。
これは私も研究に励むしかないと思ってしまう。

HPとか作ってる場合じゃないっす。javaとか勉強してる場合じゃないっす。本業本業っ!
そんなわけで引きこもり&コウモリ生活は続きそうです。

ちなみに今の所のテスト結果は
 BRF-400はTri-Xよりコントラストが高い。
 BERGGERの温黒調の印画紙にBERGGERの現像液を温黒調用に濃縮して使うとめちゃ茶色。
 今日プリントしたTri-Xの増感現像したフィルムがいい感じ。
 BER-400の不良品の確立は今の所1/10(さすがフランス製)
 そして買いだめしてしまったフィルムは間違えてBER-200(涙)

さてさて一度フィルムから何から検討し直して計画を練りますか。

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最後に
ニコール・キッドマン

美しいバラにはトゲがあるって感じ。
近寄りがたい雰囲気をかもし出してます。

何たってシャネルの顔ですからね。
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by masarumizushima | 2005-04-06 11:43 | 写真

MAN RAY's MONTPARNASSE

マン・レイ 写真と恋とカフェの日々

読み終わった。内容はよかった。とても。
表紙と内容に違いがありすぎることにはもう触れないでおこう。

マン・レイを中心にした当時のモンパルナス界隈の芸術家たちが主人公である。
モンパルナスが主人公といってもおかしくはない。マン・レイはその鎖にすぎない。
マン・レイを登場させることによって話に芯を持たせたのだ。
私は元々マン・レイの写真が好きなわけでもないので自伝というよりも、こういう本の方が読みたかった。
ダダとシュールレアリズムの動きとか今でも新鮮で輝いている。

自伝と違い華やかな時期のことしかほとんど書かれていない。
写真を辞めて絵に没頭した時期の事はほとんど書かれていない。
ほぼモンパルナス全盛期の事だけなのだ。そこが自伝とは大きく異なったところ。

個人的にはこの本を映画にしたら面白そうだと思った。
レイはレイでもレイチャールズの映画よりは面白くなりそう。
ただ登場人物が凄すぎるのと、2~3時間に収まるのかってのが問題かな。

でも、もし映画になったらタイトルはどうにかしてほしいものである。
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by masarumizushima | 2005-04-05 11:13 | 写真

vantan.photography-force

写真家であり、私の母校バンタンデザイン研究所の講師である五味彬氏によって新しいサイトが作られました。
vantan.photography-force

このサイトでは学生の写真が見れる他、写真の投稿も出来ます。
まだオープンしたばかりで写真は少ないですがこれからが楽しみです。

それにしてもあそこまでプログラミングできるなんてすごいです。
私もそろそろphpやcgiを勉強しようかと思ってしまう。

個人のHPをやってるくらいには必要ないんですが。

そんなわけで
vantan.photography-forceをよろしく!
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by masarumizushima | 2005-04-02 21:16 | 写真

文字と言葉


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