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MAN RAY's MONTPARNASSE

マン・レイ 写真と恋とカフェの日々

読み終わった。内容はよかった。とても。
表紙と内容に違いがありすぎることにはもう触れないでおこう。

マン・レイを中心にした当時のモンパルナス界隈の芸術家たちが主人公である。
モンパルナスが主人公といってもおかしくはない。マン・レイはその鎖にすぎない。
マン・レイを登場させることによって話に芯を持たせたのだ。
私は元々マン・レイの写真が好きなわけでもないので自伝というよりも、こういう本の方が読みたかった。
ダダとシュールレアリズムの動きとか今でも新鮮で輝いている。

自伝と違い華やかな時期のことしかほとんど書かれていない。
写真を辞めて絵に没頭した時期の事はほとんど書かれていない。
ほぼモンパルナス全盛期の事だけなのだ。そこが自伝とは大きく異なったところ。

個人的にはこの本を映画にしたら面白そうだと思った。
レイはレイでもレイチャールズの映画よりは面白くなりそう。
ただ登場人物が凄すぎるのと、2~3時間に収まるのかってのが問題かな。

でも、もし映画になったらタイトルはどうにかしてほしいものである。
# by masarumizushima | 2005-04-05 11:13 | 写真

自己愛

こういう内容の書き込みは誰にも秘密で書いているblogに書き込んだ方がいいのかもしれない。だが今はとても幸福な気分なので珍しく書いてみようと思う。

何がそこまで幸福かというと生まれて初めて自己愛にひたっているからだ。
自分にも他人にも厳しく愛という言葉とは無縁の世界に生きているような私にとって自己愛という言葉さえ遠いものだった。
自分に厳しく自己批判がすごいのも自己愛があって自分に自信があるからこそ出来るのかもしれない。でもここまで自己愛を感じたのは初めてなのだ。
今、自分が愛おしくてたまらない。自分が好きだ。
別に整形したとかそんな理由ではない。

なぜそこまで自己愛に浸っているかといえば、理由なんって他愛もない。
自分のダメっぷりを改めて認識できたからだ。
俺ってダメ人間だって分かっていたつもりが、頭では分かっていながら心ではそこまで分かっていなかった。それが改めて今日わかったのだ。
俺ってダメ人間だ。終わってる。
そう思えた途端に自分を人間として認めることが出来、自分に神を求めるような行為から解放された気がする。
そう、私はバカなのだ。
この世にいてもいなくても影響なんてないんだ。

なんて自由なんだ。私は私自身の理想と期待に縛られていたのだ。

そう。私はまだまだおこちゃまで、バカな男にすぎない。
# by masarumizushima | 2005-04-04 13:19

vantan.photography-force

写真家であり、私の母校バンタンデザイン研究所の講師である五味彬氏によって新しいサイトが作られました。
vantan.photography-force

このサイトでは学生の写真が見れる他、写真の投稿も出来ます。
まだオープンしたばかりで写真は少ないですがこれからが楽しみです。

それにしてもあそこまでプログラミングできるなんてすごいです。
私もそろそろphpやcgiを勉強しようかと思ってしまう。

個人のHPをやってるくらいには必要ないんですが。

そんなわけで
vantan.photography-forceをよろしく!
# by masarumizushima | 2005-04-02 21:16 | 写真

ウェス・アンダーソン

3本の映画で天才と呼ばれている監督が来日

「天才マックスの世界」は面白かった!
他の2本は見てないんですが、天才マックスの世界は笑えた。

新作は「ライフ・アクアティック」
パリで公開されたら是非見に行こう。

インタビューで「日本人は他人を傷つけないようとても気をつかう人種」と分析「でも、フランス人は対極。まるで他人に気をつかわないんだ」と答えている。
まさにその通り!レジで人がめちゃ並んでても話し始めるし。逆キレ当たり前。
自由人ですから。そこが良い所であり悪い所。
# by masarumizushima | 2005-04-02 14:06 | 映画

写真展 地球を生きる子供達

Museum Gathering

bunkamuraのミュージアムで発見しよう。ミュージアムで楽しもう。ミュージアム開放宣言”Museum Gathering”にゲストとして篠原俊之さんが登場しました。

篠原さんは私の学生時代のゼミの先生でもあります。
学期末で行われる最後の作品プレゼンテーションで、トラブルと波乱を巻き起こしたメンバーがほぼ篠原ゼミという楽しみに満ちたゼミでした。隣にいた同じゼミの友達はペットボトルに日本酒のウイスキー割りなる危険な飲み物を飲みながらのプレゼンでした。
私もバイト明けの朝6時前からプレゼン30分前まで飲んでいたので人のことを言えませんが。

ゼミのたびに飲み会。ゼミがないのに飲み会。とりあえず飲み会。
その問題児軍団のボスがこの篠原隊長なわけです。

そんな篠原先生のインタビュー記事はこちら
Museum Gathering

篠原さんは今年の2月に四谷でギャラリーRooneeを設立しました。
HPはこちら
写真展を考えている人はHPをご覧下さい。
# by masarumizushima | 2005-04-02 13:47 | 写真

文字と言葉


by masarumizushima